よしぎゅー物語 第5話
前回は、大いなる使命を
メールに記したところまで書きました。
その使命とは、この物販ビジネスを通して
自分も家族も友人も自分の周りにいる
人達をみんな幸せにすることです。
特に、仕事に就けない事情の人達に
在宅可能な雇用を生むことが大テーマでした。
単純にボランティアをしたいとか
福祉をしたいとかではありません。
逆に、社会倫理的な意味合いでの
ボランティアや福祉には興味がありません。
私は、聖人君子でも何でもないので
全世界が幸福になれば・・・
世の中の争い事がなくなれば・・・
こういうことは思った事もないのです。
始めから無理と分かっていることですから。
しかし、自分の影響が与えられる範囲の人達
目の前の人達だけは、別です。
私個人の力で、何とかしてあげることができますから
でも、これまで人財コンサルティングの仕事を
十数年やってきましたが、自分の無力さに
打ちのめされていたのです。
いくら、仕事ができても、人が良くても、
仕事に就けない人達が大勢いたのです。
重度のうつ病、身体障害、母子家庭、人間不信
色々な事情を抱えて、仕事がしたくとも
仕事ができない人達を数多く見てきました。
『何とか社会復帰したい』
みんな、そう懇願していました。
理由は、様々でしたが普通に働きたい気持ちは
人一倍 みんな強かったのです。
でも、そんな彼らに私が言えることは、
何もなかったんです。
何も言えなかったんです。
無責任な事は言えません。
変に期待をさせたり、希望を持たせるようなことは
私には言えませんでした。
ただ、
『何もしてあげられなくてごめんね』
としか言えない無力な私でした。
それが、このビジネスに出会った瞬間
直ぐに、ひらめいたのです。
在宅ワークを産み出すことで、雇用創出できる!
何とかしてあげたい私の身近な人達に
『うちで仕事しなよ』と言ってあげられる
こんな素晴らしい事はない!そう思いました。
自分の力で、雇用を産み出し
救いたい人に手を差し伸べることができる。
事業が大きくなればなるほど
大勢の人達が雇える
ざっと思いつくだけでも20~30人の
社会復帰を望む人達が私の周りには居たのです。
そして、理想だけで現実的でなければ
飯は食えませんので、利益を生み出しながら
上手く行く方法のルールメイキングに没頭したのです。
リサーチ外注マニュアルを作り始めたのは
このビジネスと出会って1週間を経過したところでした。
今、振り返ってみても7ヶ月で月商1100万円を達成できた
大きな原動力が、ここにあったと思います。
しかし、始めからは上手くいきませんでした。
ルールメイキングをしてマニュアルを作る段階で
一番のネックになったのが、全員パソコンを
持っていなかった事です。
持っていないどころか、殆ど触ったこともない人達ばかりです。
低所得者層の彼らの中には、生活保護を受けている人もいますので。
これは、スマホを使ったリサーチ方法で
マニュアルを作るしかない、そう思いました。
しかし、結果的に この方法は破綻しました。
皆さんも、ネットリサーチが
どれだけ商品を見つけるのが大変かご存知だと思います。
それを、画面切り替えや、コピペが非効率な
スマホで全てを行う。
どう考えても心が折れて続くはずもありません。
しかし、そう気付くまでには2ヶ月がかかり
その間も彼ら彼女ら述べ8人に教えて歩いたのです。
今現在も残っている初期メンバーは2人です。
1人は、頑張ってリサーチで稼いだお金で
パソコンを買ってリサーチ数が2~3倍に増えました。
1人は、私がパソコンを用意して使用料を
リサーチ代から天引きするリース制度を設けました。
今後のリサーチ外注育成の基本は
初期段階でパソコンをリースして、パソコンを使った
リサーチ手法を教えて成果報酬からリース代を天引きする
この方法に落ち着くと思います。
しかし、パソコンが無いことだけが
外注リサーチャーが育たない原因ではなかったのです。
もっと、大きな理由がありました。
それは、…。
第6話につづく…。
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